副院長:山田恵美
2024年の抱負
あけましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年もたくさんの方の施術にかかわらせていただきました。
今年も一人でも多くの方のお役にたてれば何よりです。
寒いのか暖かいのかよくわからない毎日なので、何を着ればいいのやら・・・
衣替えも、したのかしてないのかわからぬままで、あれこれ工夫して服を着るほどマメでもないので、結局Tシャツの上に着る枚数が増えたり減ったりするだけです。
でもこれが理にかなっているんじゃないかと、前向きに考えています。
物価も上がっていくばかりなので、スーパーに行くと時々不安になりますが、ブロッコリーの値段が落ち着いたので、少し安心しています。
ときどき、お蕎麦やおうどんがあり得ない安さで売っていたり、納豆もまだ手の出るお値段で売っていてありがたくおもっています。
今年は時勢に乗って、産後からかなり長きにわたり、抱えっぱなしのお腹周りをスッキリさせるべく、粗食でいってみようかとおもっています。個人的には。
せっかく落ち着いた腰のヘルニアが自分の体の重さでまた痛み出すのは避けたいです・・・。
今年も頑張ります。よろしくお願いします。
ごあいさつ
はじめまして。山田です。
わたしはカイロケアセンターで仕事をすることになるまえは、椎間板ヘルニアに苦しむ佐々木先生の患者でした。また10年間、鍼灸師として仕事をしています。その間、2人の子供を帝王切開で出産しました。お腹を切ったあとの傷は相当痛むと予告されましたが、意外に平気でした。そして、2人目のときはさらに痛いはずとのことで、今度こそ覚悟を決めていたもののやはりそれほど痛みもなく、翌日には真っ直ぐ立って歩くことができました。産婦人科の看護師さんにも驚かれました。帝王切開で出産すると産後の入院は少し長くなりますが、その間ほとんど痛みもなく、のんびりと入院生活を送りました。そうできたのは産前産後含め日常的に鍼灸治療を受けていたからだとおもいます。しかし、帰宅した瞬間から温存していたはずの体力はあっという間に使い果しました。2人目を出産した年は、およそ1年の間、顔、首、腕が湿疹だらけ。それが治まった2年目には腰痛が始まりました。鍼灸治療では補いきれず、およそ1年後には立っても座っても痛みは続き、じっとしていられず歩きながら食事をしたり、子どもを寝かせるために布団の傍らに座ることもできませんでした。それだけでなく、夜も眠れなくなり、「どこかで体を交換してもらえたらいいのに」と考えたりもしました。そんなとき「カイロうけてみたら?」と夫(吉岡)がいいました。その一言がきっかけで、患者さんづてに何年も前から話にはうかがっていた佐々木先生のことを思い出しました。治療は週に1度のペースでスタートしました。3ヶ月弱の間に多いときには週3回かよいました。するとある時を境に突然痛みが消えはじめました。そのころ佐々木先生から、このカイロの技術を学ばないかとお話がありました。この間の痛い経験とこの技術を身につければ同じように困っている人の助けになれる、とのことでした。
わたしは鍼灸師で、鍼灸治療は誰にでも必要だとおもっています。人が不調になる理由は様々です。しかしその様々な理由は鍼灸の診察を介せばアプローチできます。それが可能な有効で数少ない手段のひとつで、治療すれば人は変化していきます。しかし、その度合いは治療を受ける人が望んでいるレベルに達するとは限りませんし万能ではありません。治療をする側にとってみれば、もう少し気長に自分と向き合ってほしい、がんばってほしいとおもいますが、痛みや苦痛をかかえている人にそれは難しいことだと実感しています。なので、カイロでまず大きな痛みなどをやわらげれば、また自分と向き合うゆとりがもてるとおもっています。鍼灸では体のどこかに痛みがでたり、以前より風邪をひきやすくなることなどは、なにか原因がある、あるいはなにかの前ぶれかもしれないとかんがえて、その理由を探しながら治療していきます。
カイロと鍼灸がわたしにとって必要なように、自分の経験は案外おおくの方に当てはまるのではないでしょうか。仕事の有るストレス、無いストレス、勉強、家事、出産、子育て、さまざまな人間関係、長年なんとなくやり過ごしてきた不調など。どなたにもなにか当てはまるとおもうからです。
お困りの方のお役に立てればなによりです。